レンタルサーバーの「自動バックアップ」サービスをわかりやすく説明
レンタルサーバーの「自動バックアップサービス」」とは、ワードプレスやホームページといった
Webデータだけでなく、データベース、メールのデータを自動的に保存してくれるサービスになります。
この、バックアップされたデータがあることで、エラーによってワードプレスの画面が表示されなくなった場合や、
パソコンにあるサイトデータを間違って削除した場合でも、データを戻すことが出来ます。
自動バックアップとはどんなサービスなのか?
データの保存領域は「Web」「メール」「データベース」の3つ
バックアップデータには「WEB領域」「データベース領域」「メール領域」の3つの保存領域があります。
WEBやデータベースについてはほぼ全てのレンタルサーバーで保存しています。
ただし、メールデータについては「バックアップ外」となっているところもあります。
会社用のメールサーバー用としてレンタルサーバーを借りる場合は、この辺りをよくチェックしてプランを選びましょう。
7日か14日分のデータを保存してくれるプランが多い
1日1回のバックアップで、7日分や14日分のデータを保存してくれる所が多くなっています。
当サイトが紹介しているプランでは、「CPIレンタルサーバー」だけはバックアップ期間が30日分と長くなっています。
これは、恐らくCPIが法人向けプランなのでデータ保護の期間を長くしているためだと思います。
また会社によってはバックアップ期間を3世代前、7世代前というような言い方で表現していますが、
これは1日1回のバックアップで7世代前までということであれば、7日前までのデータを遡って取得することが出来る。という意味になります。
3日に1回のバックアップであれば、21日前までデータが保存されている。ということになります。
自動バックアップは無料が基本。一部は有料の場合も
バックアップデータを使う場合、無料でサービスを受けられる会社と有料になる会社に分かれます。
有料の場合は「月額制」か「データ利用時に1回払い」など、それぞれ料金がかかる形が違います。
以前は有料でサービスを提供していたプランが大半でしたが、最近では無料でサービスを受けられる所が増えてきています。
リストア作業(復旧)は簡単なのか?
実際に自動バックアップで保存されているデータを復元することをリストアと呼びますが、
このリストア作業がどれくらい簡単にできるのか?というのも大切なポイントになります。
リストア作業もエックスサーバーやConohaWINGなどのレンタルサーバーでは、
管理画面から簡単にデータをもってこれるようになっています。
バックアップサービスの比較
レンタルサーバーの比較10要素
プラン選びは自動バックアップサービス以外にも料金、スペック、サービスなど様々な要素が関わってきます。
レンタルサーバーの比較要素として10つの要素をピックアップして、それぞれのページで解説しています。プラン選びの判断材料にして下さい。
安定性を求める方は:「稼働率」
料金が気になる方は:「料金・コスト」
この記事の著者・プロフィール
Web制作を始めて約19年になります(HTML/css、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。
これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。