【解説】独自ドメインで出来ることやそのメリット。活用場面を紹介
独自ドメインを持つことのメリットはずばり、自分のホームページやワードプレスが作れること、
専用のメールアドレスが持てることだと言えるでしょう。
これまで300個以上のドメインを登録してきた経験から、ドメインの出来ることやメリットについて解説をしていきます。
独自ドメインで出来ること
独自ドメインを持っていて作れる物は3つあります。ホームページ、ワードプレス、メールアドレスの3つになります。
ただし独自ドメインだけでは、これらの物は作れません。データの保管場所であるレンタルサーバーもあわせて必要になります。
1.ホームぺージが作れる
独自ドメインを契約していると、自分のドメイン名をURLにしてホームぺージを作ることが出来ます。
いまではWIXのようなWebサイトビルダーがあるので、HTMLを知らなくてもクオリティの高いホームページが作れます。
会社の「コーポレートサイト」。 趣味のホームページ。飲食店や美容院などお店の「ショップサイト」。
あらゆる用途のホームぺージを独自ドメインのURLで作ることが出来るようになります。
2.ワードプレスが作れる
さらにホームページだけでなくワードプレスも作れるようになります。どちらかと言うと今ではホームページを作る人より
ワードプレスを作る人の方が多いでしょう。
ワードプレスとはHTMLの知識を知らなくても簡単にホームページが構築できるCMSと呼ばれるソフトの一種になります。
ワードプレスを作成するにはいろいろな設定が必要になりますが、今ではそれを簡略化して簡単に構築することが出来るようになっています。
早ければわずか10分ほどで自分のワードプレスを作ることが出来るでしょう。
ワードプレスも独自ドメインだけでは作れません。あわせてレンタルサーバーを借りて作ることになります。
3.メールアドレスが作れる
独自ドメインによる専用のメールアドレスも作れます。
当サイトの場合であれば「domain-server-study.com」という独自ドメインを登録していますが、そのドメイン名をもとにして
「info@domain-server-study.com」というメールアドレスを作っています。
独自ドメインから
以下のようなメールアドレスを作ることが出来ます。
- info@domain-easy-study.com ←これを会社用のメールアドレスに
- sales@domain-easy-study.com ←営業の部署別メール
- a.suzuki@domain-easy-study.com ←社員の鈴木さん用
- e.yamada@domain-easy-study.com ←アルバイトの山田さん用
一方でGmailやOutlookメールなどフリーアドレスのサービスも登場している
メールアドレスやホームページには新しいサービスが登場しています。
Gmailやoutlookメールのようなフリーメールと呼ばれるサービスでは、独自ドメインを持っていなくても誰でもメールアドレスが持てるようになっています。
フリーアドレスは無料で簡単に作ることが出来ます。
そのためメールに関しては、法人企業のように自社専用のURLによるメールアドレスを作らなくてはいけない場合でもない限り、フリーメールで用途が間に合うようになっています。
WIXやBaseなどフリーアドレスでサイトが作れるサービスも登場
ホームページやECサイトに関してもフリーアドレスでサイトを持つことが出来るようになっています。
この場合、WIXやBaseなど事業者が提供するアドレスでサイトを持つことになります。
メールのようにフリーアドレスが浸透していないためか、ホームページのフリーアドレスについては、
サイトがある程度軌道に載ったら独自ドメインに切り替える方が大半だと思います。
ドメインが活かせる場面
そして、独自ドメインによるホームページやメールアドレスを持っていると、次のような場面で活かすことができます。
- 自分のホームページに広告を載せて収入を得られる
- 転職用のポーフォレートサイトを持てる
- パンフレットなど各種資料に会社のURLを載せられる
- メールの署名欄にメールアドレスを載せられる
ホームページに広告を載せて収入を得られる
自分のホームページやワードプレスを持っていれば、作成したホームページに広告を載せることが出来ます。
広告には様々な種類があり、インプレッション型のGoogleアドセンスのようにページ上に載せるだけで広告が掲載されるものもあれば、
成果報酬型の広告のように資料請求1件あたり2,000円や3,000円になる成果型の広告もあります。
どちらかと言うと最近ではインプレッション型の広告が人気になっています。表示された分に比例して成果が増えます。
転職のポートレートサイトを作れる
就職活動や転職において自分をブランディングするために、ホームページを作っておくこともできます。
特にWeb関係、IT関係の方であれば、作ったホームページやWebサービスがそのまま成果物になりますので転職の際にアピールできます。
その他にも自分の趣味などで活動を行っている方は、活動用のサイトを作っておけば宣伝にもなります。
会社のパンフレット、署名欄などに専用URLを載せられる
法人企業の場合であれば、パンフレット、各種資料、メールの署名欄などに自社専用のURLやメールアドレスを載せることができます。
そのため法人企業にとって独自ドメインによる自社専用アドレスは、なくてはならないものだと言っても良いでしょう。
独自ドメインが必要な方
実際に独自ドメインを持っているとメリットが大きい方は以下になります。
次のいずれかに当てはまるようであれば、前向きにドメインの登録を検討してみてはどうでしょうか。
- 事業を行っている法人企業
- 収入を得るためにワードプレスを作りたい方
- フリーアドレスのサービスを活用していて独自ドメインに切り替えたい方
次に、独自ドメインのデメリットについても解説してみたいと思います。
ドメイン取得のデメリット→
この記事の著者・プロフィール
Web制作を始めて約19年になります(HTML/css、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。
これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。