ドメイン取得への道

ドメイン取得への道

【料金まとめ】ワードプレスにかかる料金がまるわかり

このページではワードプレスを開設するにあたって、必要になる費用について解説しています。

ワードプレスの作成で最低限必要になるのは「レンタルサーバー」「独自ドメイン」の2つになります。 節約して作りたいのであればドメインとサーバー料金あわせて月額500円ぐらいで運営することが出来ます。

よりこだわり持って作りたい場合は、「有料テーマ」「素材サイト」にも費用をかけていきます。 有料テーマは大体1万円以上。素材サイトは1点あたり300円~500円ぐらい料金がかかってきます。 ただし無料のテーマやイラスト素材もたくさんあります。そのため費用をかけずに作ることも出来ます。

  1. レンタルサーバー: 格安プランだと月額300円。標準プランだと月額1,200円。
  2. 独自ドメイン:.comなら年間1,200円。.jpだと年間2,000円
  3. 有料テーマ:1回買切りで10,000円~20,000円(無料テーマもあり)
  4. 写真・イラスト素材:1素材あたり500円から(無料イラストもあり)

有料テーマや有料イラストサイトの素材を使う事のメリットは、サイトの見栄えをよくすることです。

有料テーマの場合は様々なカスタマイズ機能が備わっているので、吹き出しなどサイトで表現できる幅がグッと広がります。 時間の短縮にもなりますし、ワードプレス作成で効率的に記事を作り、アクセス数をたくさん集めたい人にはおすすめ。

ワードプレス作成でかかる費用

それぞれのコストについて、もうちょっと詳しく説明していきましょう。

レンタルサーバー

レンタルサーバーはワードプレスを簡易的に作成するため必要になります。格安サーバーであれば月額300円~500円ほどで作成ができます。 最も安いプランだと大体作れるワードプレスは1個のみになります。月額500円を超えてくると10個以上のワードプレスが作れるようになります。 標準プランの価格帯の場合、1200円~1500円ぐらいの月額費用がかかってきます。

格安プランと標準プランの違いは主なところでは「高速化」と「安定度」になります。 ページ表示速度を重視したり、サーバーの安定度を求める場合は標準プランを選ぶと良いでしょう。

独自ドメイン

ドメインについては種類によって料金が変わりますが、.comだと年間で1,200円~1,500円ほどになります。キャンペーン価格で初年度1円になっているドメインもあります。 .jpなどはもうちょっと高くて年間2,000円~3,000円ぐらいになります。 そしてドメイン料金は1年間の年間料金になるので、月額計算で考えるとそこまで費用がかかりません。

独自ドメイン無料キャンペーンを行っているサーバー事業者も増えてきています。 この場合、エックスサーバーとエックスサーバードメインのようにレンタルサーバーとドメイン事業者を同じ会社で契約すればドメインが無料になります。 どうしてもドメイン事業者はお名前.comがいいという主だった理由がなければ、ドメイン無料キャンペーンが適用されるよう同じ事業者同士で契約した方がメリットが大きいでしょう。

ワードプレステーマ

ワードプレステーマは1万種類以上もあり、無料のものもあれば有料テーマも数多くあります。ただし多くは海外版になります。 日本専用の無料テーマ、有料テーマとなると数はそこまで多くありません。

日本向けの有料テーマを購入する場合、大体1万円~2万円のものが多くなっています。テーマによっては3万円近くするテーマもあります。 どちらかと言うと日本の有料テーマは、どのジャンルのサイトにも適用するような総合的なデザインで作れらている場合がほとんどになります。 特化型の有料テーマを探す場合は、TCDなど一部のテーマ事業者から探すことになるでしょう。

写真・イラスト

素材サイトについてはイラストAC、フォトACという最大級の無料サイトがありますので、多くの方がこちらの素材サイトの素材を使っていると思います。 それでもどうしても素材が充分ではないという場合は、有料の素材サイトの利用を検討しましょう。

アドビストックや123RF、シャッターストックなど数多くの素材サイトがありますが、安くても大体1点あたり300円~500円ぐらいは費用がかかってきます。 月額制にすれば1点あたりの料金も安くなりますが、その場合は毎月プラン料金がかかることになります。買切りの場合は最低5,000円ぐらいを事前に購入して 5点~10点ほどダウンロードできる形になります。

節約して作る。料金をかけて作る。予算別にワードプレス費用を算出

実際にどこにどれくらいの料金をかけていけば良いのか?

ここからは、予算別に3つのパターンに分けて紹介していきます。

1.費用をおさえて作りたい場合(年間予算:5,000円~6,000円)

ワードプレスにかける費用を抑えていきたい場合、レンタルサーバー料金だけで運営することが出来ます。 ドメイン費用もかかりますが「初年度1円キャンペーン」で取得すれば実質1円だけしかかかりません(初年度だけ)。

詳しく説明してみましょう。

レンタルサーバーは低価格サーバーを選ぶ(300円~)

コストを抑えてワードプレスを始めたい場合、レンタルサーバーは低価格向けプランで契約して下さい。月額200円~300円ぐらいからワードプレスを作れるプランがあります。 この低価格サーバーの価格帯で人気なのは「スターサーバー」「ロリポップ」「さくらレンタルサーバー」などになります。さらにコストを抑えて200円ぐらいから契約できる低価格なプランも存在しています。

低価格サーバーであれば年間5,000円以下の費用でレンタルサーバーを借りることが出来ます。

会社名 初期費用 月額料金 ワードプレス 年間費用
ロリポップ 1,650円 440円 1個 6,930円
スターサーバー 1,650円 330円 1個 5,610円
さくらレンタルサーバー 0円 524円 50個 6,288円
独自ドメインは初年度1円キャンペーンで取得する

低価格サーバーの場合、ドメイン無料キャンペーンは適用されないプランがほとんどになります。 ロリポップの場合、ドメインが無料になるのは月額660円からのスタンダードプランからになります。

無理をしてドメイン無料キャンペーンを探すよりも、お名前.comやエックスサーバードメインなどの初年度1円でドメインが作れる1円キャンペーンを探しましょう。 お名前ドメインやエックスサーバードメインでは初年度は1円でドメインが登録できます。 2年目からは通常料金がかかかりますが、1年間お試しのつもりでワードプレスを運営するのであれば1円キャンペーンがお得になります。

お名前ドメインエックスサーバードメイン

テーマは無料テーマから探す

コストを抑えたいのであればワードプレステーマは無料テーマから探しましょう。日本版で人気になってる無料テーマは数が限られていて有名なのは5種類ほどになります。 英語版のテーマであれば種類も多くなりますが、日本語に対応していないものも多かったり、テーマについて説明しているブログも少ないので、出来れば日本版テーマを選んだほうが無難でしょう。

RebirthLightningcocoon

素材も無料サイトで探す

お金をかけたくない場合、素材サイトはできる限り無料の素材サイトからダウンロードしましょう。イラストAC、フォトACなどの素材サイトはかなり素材数が増えてきているので このサイトだけでも充分に素材を探せると思います。

イラストACフォトAC

このように節約をすれば実質レンタルサーバー料金だけですむため、月500円以下でワードプレスを作ることが出来ます。

2.標準的な費用で始める(年間予算:15,000円~19,000円)

もう少し費用をかける場合だと、低価格レンタルサーバーではなく標準の価格帯のレンタルサーバー(1,200円~1,400円)を選ぶ人が多いと思います。

低価格帯のサーバーとの違いは、サーバーの稼働率が安定していて、ページ表示速度などのサーバー速度が速いこと。 そのためSEO効果が見込めるというのが、この価格帯のレンタルサーバーの特長になります。電話サポートもついています。

レンタルサーバーはエックスサーバーやConohaWINGなどのサーバーが人気

この辺りの料金帯にはエックスサーバーやConoha WING(45万人)など人気のレンタルサーバーが揃っています。 エックスサーバーは230万サイトが運営されていてシェアNo1になっていますし、Conohawingも後発組のレンタルサーバーでありながら登録者を大幅に増やしています。

大体この価格帯でワードプレスに掛かってくる費用は、年間で15,000円~19,000円ほどになります。

会社名 初期費用 月額料金 ワードプレス 年間費用
エックスサーバー 0円 1,320円 50個 15,840円
Conoha Wing 0円 1,210円 無制限 14,520円
シンレンタルサーバー 0円 990円 50個 11,880円
お名前サーバー 0円 1,430円 無制限 14,300円
(※1)

※1 初年度は月額費用が2ヶ月無料になる

料金を安くしたい場合、長期割引がおすすめです。 エックスサーバーやConohaWINGは長期割引のキャンペーンを常に行っています。

12ヶ月以上の一括払いで契約すると、初期費用が0円になったり月額費用が大幅に割引されて 年間コストで5,000円近くお得になります。

独自ドメインは無料キャンペーンが実施されている

ここで紹介するエックスサーバー、ConohaWING、お名前サーバーでは3社ともドメイン無料キャンペーンを常に実施しています。条件がある場合もありますが、 レンタルサーバーを契約している間はずっとドメイン無料で登録ができます。

そのため独自ドメインにかかる費用は0円に抑えることが出来ます。

もしドメイン無料キャンペーンが適用されない場合でも、初年度1円キャンペーンは常時実施されていますので1円で登録することが出来ます。 (※2年目から通常料金がかかります。)

テーマ・素材サイトの費用は抑える

有料テーマを導入したり、有料の素材サイトでイラストを購入したりするとレンタルサーバー以上にグッとコストがあがってきます。 そのため、まずはレンタルサーバーを標準のものにする方が多いような気がしています。

3.費用をかけて始める(年間予算:40,000円~50,000円)

費用をかけてでもアクセス数を増やしていきたい場合は、積極的に有料テーマや有料素材を導入していきましょう。 ワードプレスの作成にかかる時間を短縮できますし、クオリティも良くなります。

費用感としてエックスサーバーやConohaWINGで1年一括払いをして割引をしてもらい10,000円~14,000円ほど。そこに有料テーマで15,000円。 加えて素材サイトで10,000円~20,000円。大体、年間で4万円から5万円ぐらいコストが掛かってくるイメージになります。

有料の素材に関してても全ての素材を有料サイトで用意するのではなく、基本的にはイラストACなどの無料素材サイトを利用して、 必要がある時だけ有料素材を使うような形でも良いでしょう。

レンタルサーバーはやはりエックスサーバー、Conohawing

費用をかけてワードプレスを始める場合でもレンタルサーバーはこの2社が最適だと思います。 これ以上料金が高いプランは必要ありません。 これより上位プランが必要になる場合は、アクセス数が増えたり(1日1万以上)、データ容量(300GB)を超えるような問題が発生した場合にグレードアップするイメージになります。

独自ドメインは無料キャンペーン、もしくは初年度キャンペーンで取得

独自ドメインもレンタルサーバーの無料キャンペーンでもらうか、お名前ドメインやエックスサーバードメインの初年度キャンペーンで低価格で登録する 方法で契約しましょう。

テーマは「TCD」や「THE THOR」など有料テーマを選ぶ

有料テーマにすることのメリットはデザイン性が高くなること。操作性が良いこと。SEOに強いこと。 の3点になります。

無料テーマにはないような機能がついていて、LINEのような吹き出しが簡単に作れたり、スライダーの設置もプラグインで導入するよりスムーズに出来るでしょう。 デザイン性のある見出しもマウス操作で付けれたりします。

人気のある有料テーマを紹介します。

会社名 料金 ジャンル 特徴
TCD
9,800円~39,700円 オールジャンル 100種類以上の専門的なテーマを販売
THE THOR 14,800円 個人ブログ 中~上級者向け。SEOに強い。クラシックエディター対応。
SWELL 17,600円 個人ブログ 初心者向け。ブロックエディター対応で編集機能が強い。出来る限り効率的に早く記事が書けるように作られている。
AFFINGER6 14,800円 個人ブログ 中~上級者向け。広告レポートによる分析機能に強み。クラシックエディター対応。より収入に重きを置きたい人向け。
STORK19 11,000円 個人ブログ 初心者向け。紹介している有料テーマの中では最も料金が低い(11,000円)。簡単に記事や装飾が出来る。
有料素材サイトでイラストを購入する

無料の素材サイトでもかなり充実した素材が提供されていますが、無料サイトで探せないときは有料サイトも合わせて調べると時間の短縮や、サイトのデザインが良くなります。

買切りの場合、123RFが1番お得になっています。

サイト 素材数 料金
Abobe Stock 2億 月額制:3,828円~/10点
買切り:6,490円/5点
123RF 1億8,000万 月額制:2,500円~/10点
買切り:3,910円/10点
shutterstock 4億 月額制:3,500円~/10点
買切り:6,000円/5点

まとめ

この記事に書いてあることをまとめてみます。

  • レンタルサーバーと独自ドメインは最低限必須になる
  • 有料テーマや素材サイトは必要な人はコストをかけて導入していく
  • 標準的なレンタルサーバー料金は1,200円~1,500円ぐらい
  • 低価格サーバーなら月額500円ぐらい
1番最初に決めたいのはレンタルサーバーのプラン

ワードプレスを作るにあたって、まず決めるべきなのがレンタルサーバーになります。レンタルサーバーを選ぶにあたってはいろいろな要素がありますが 人気のサーバーはエックスサーバーやConohaWINGになっています。もし費用を抑えたい場合は、スターサーバーやロリポップを検討してみましょう。

有料テーマは後からでも導入できる

テーマについては最初に無料テーマを導入して、後から有料テーマに変更することも出来ます。テーマの変更自体はボタン操作で簡単にできます。 ただし、修正しなくてはいけない部分もあるため記事数が多くなってから変更すると、作業が多くなります。 有料テーマに変更する場合、大体10記事~20記事ぐらいまで作るあたりまでにテーマを変更しておきましょう。

この記事の著者・プロフィール

demiglaze

Web制作を始めて約19年になります(HTML/css、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。